PERSONAL VISION 2001
にSVPが参加。

『SVP、神戸にて無礼講にする。』
〜Break on through to the other sight in KOBE 2001〜
実施予定日:2001年3月25日(日)

場所:神戸アートビレッジセンター(新開地)
主催:パーソナルビジョン2001実行委員会
共催:財団法人神戸市民文化振興財団
   神戸アートビレッジセンター

  ■イベントタイトル
『SVP、神戸にて無礼講にする。』
※註:SCAN VIDEO PROJECTは、2000年10月より、名称をSpread Video Project(通称『SVP』*エスブイピー)に改名しました。文字表記をする場合は、SVPだけでかまいません。
■イベント概要
SVP(Spread Video Project)は、個人映像作家12人が自身の作品発表や研究活動をするための会員組織である。また『無礼講にする』はSVPの活動の基盤となる上映会のタイトルであり、6回目を迎える『PV2001』の場は会員作家の現在形の姿と、SVPが推薦する若手映像作家の新鮮な作品、そして現在の我々の問題意識が肉声となってあらわれる、そのような「場」になるだろう。 (山口 卓司)
■プログラム内容
・『SVPキュレーション作品集』10:30〜11:30
〜SVP会員が推薦する若手個人映像作家の新作プログラム〜
【予定参加作家】
森澤 圭、持田 剛、増井 久美子、ほか。
・オブチカズオ作品集『20世紀の我』12:00〜13:00
【作家コメント】
自分自身の体験を題材にした、自主制作ならではの私的作品を2編。現代の都市生活者の一例。人間が幸福に暮らす場所の探求。

【上映予定作品】
『我(1999年の春、東京在住)』 27分40秒 1999年
『我2(2000年の夏、日本漂流)』 33分 2000年

【オブチ カズオ プロフィール】
1969年3月生まれ。
1985年より日本国内を、1993年よりアジアを中心に繰り返し旅游する。
現在、非現実の感がある東京を拠点に活動している。
・中沢 あき作品集『osmotic film of sence/意識の浸透膜』13:30〜14:30
【作家コメント】
プログラムタイトルの通り、私にとって映像とは「むこう」と「ここ」を行き来する 為のものだ。それは極私的な日常感覚だが、映像という形にするのはきっとこれをあ なたに話したくてたまらないからに違いない。

【上映予定作品】
『無題(「溶けゆくさきに」より)』 1分30秒 1996年
『水を想う』 18分 1997 〜99年
『0.04』 9分 1996年
『日々の泡』 4分30秒 1997年
『aomori banka 』 14分 1999年
『透明な軌道』 5分 2001年

【中沢 あきプロフィール】
東京都出身。日本大学芸術学部映画学科映像コース在学中より個人映像制作及び、上 映を始める。1997年、SVPの前身である原宿ビデオ研究会に参加。上映会企画や 『Re-Site』での執筆などの活動に関わり、現在に至る。
・納谷 一郎作品集『driedflowers』15:00〜16:00
【作家コメント】
プログラム自体は必然的に構成されている。肯定でも否定でもなく。 テープ一本を通して毒として、ささやかに。

【上映予定作品】
『毒としてのささやかな象徴として』 3分 1999年
『円卓の騎士』 22分 1999〜2000年
※この作品は次の2作品からできています。
『The moon appears in "blue" and "white".Although, I am still exsisting the place beyond heaven.』 12分 1999年
『air』10分 2000年
『snd img src』 10分 1999〜2000年
『H.48年(はっぽう)の恋人』 5分 2001年

【納谷 一郎プロフィール】
埼玉県出身。1994年、日本工学院専門学校芸術学部映像科卒業。在学中より原宿ビデ オ研究会に参加し、現在に至る。
・SVP オムニバス企画作品『Im/mor(t)al』16:30〜17:30
〜この企画では現代・個人・映像表現における倫理をテーマに、SVPに参加する作家や若手作家が独自のアプローチで作品を制作する。タイトルの『Im/mor(t)al』には、I'm=私は、Immoral=不道徳、Moral=道徳、Immortal=不滅の、という意味が内包されている。〜

【予定参加作家】
稲田 岳、奥野 邦利、河合 政之、瀧 健太郎、中泉 智子、納谷 一郎、服部 勝孝、渡井 登紀子
・トークプログラム『「Im/mor(t)al」をめぐって』18:00〜17:30
〜このプログラムではSVP オムニバス企画作品『Im/mor(t)al』について、参加作家が討論する。もちろん観客からの反論、提案も歓迎。〜
・『服部勝孝、60分無礼講にする:物理自己と情報自己の入れ替え。/Interchange of Physical Self and Informational Self 』20:30〜21:30
【作家コメント】
ビデオカメラはもはや珍しく無くなっってしまった。そして『ビデオとは何であるか』という問いは珍しいものとなった。その珍しいものを考えることがこのプログラムのねらい。そこへ向かう今、自分の存在がおぼつかなくなっているのを感じる。

【内容】
服部勝孝がプロデュース・ディレクションするヴァーリトゥードプログラム。今回は パフォーマンス&ビデオ上映を予定。

【服部 勝孝プロフィール】
日本工学院専門学校映像科、San Francisco Art Instituteを通じてビデオを学習、 SFAIではDoug Hall氏に出会いビデオアートに傾倒する。現在『トウキョウ』にてビ デオを使った研究と活動を行っている。
■上記以外のSVP関連情報
山口 卓司の約8年ぶりとなる映像作品『黄泉(よみ)がえる日々』が「PERSONAL VISION 2001」に正式出品されます。
作品は日本書記における『黄泉国(=現熊野地方)』を舞台としたものであり、現代と 神話空間の往還/男と女の性/記録と記憶の曖昧さ/覗くことと覗かれることとなど をテーマとした長篇ビデオ作品です。
 
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