『study on media "eduacation before education"』       

【explanation】
 Preconditioning by so called mass-media is infiltrated into individuals in present Japanese society. This work takes close look at Education Television in Japan, and reveals us an example of early preconditioning of human behavior. The video let us realize the environment of electric mass-media, and warns us that it is slowly taking away precious human functions since one's childhood.

【解説】
 いわゆる、<マスメディア>によってもたらされている、人間の事前動作規定は現代日本社会に営む個々人に浸透している。この作品は日本の国営放送でもある<NHK教育テレビ>に焦点を絞り、人間行動の初期段階の事前動作規定を詳らかにする。現代社会に顕在する<電気マスメディア>環境と、それがもたらす幼児期からの人間機能の矯正を社会的問題として捕らえた作品。

 
      

■ ■ プロフィール ■ ■

 1973年東京都生まれ。日本工学院専門学校映像科在学中からビデオを使用した表現活動を始め、卒業後渡米。デ・アンザ・カレッジ (カリフォルニア・アメリカ合衆国)を経て サン・フランシスコ・アート・インスティテュート(カリフォルニア・アメリカ合衆国)で芸術家ダグ・ホール教授に師事、ビデオを使用した表現活動を本格的に始める。1997年に帰国。日本工学院専門学校マルチメディア・アート科に勤務する傍ら、SVP(Spread Videoart Project)の前身である原宿ビデオ研究会に参画。1999年、作家運営空間art Lab. GOLDENSHITを設立。平行して同時期にビデオアーティスト・ワークショップを、河合政之、瀧健太郎と主宰。2001年VIDEOART CENTER Tokyoを上述2人と設立。



■ ■ ステイトメント ■ ■

 今の媒体で過去の模倣をするのは止め、今の日本社会ひいては「より大きな社会」における芸術の“あり方、あり所”を追求する。


 
■ ■ ビデオ/フィルモグラフィー ■ ■

2001 『Interchange of Informational-self and Physical-self』
60min./ ビデオパフォーマンス
2001 『study on media "education before education"』
8分/ビデオ/カラー/ステレオ
1998 『You Are Part of My Memory』
インスタレーション
1998 『Time That Hanging』
3分/ビデオ/カラー/ステレオ
1997 『Nanjing Massacre 南京大虐殺』
14分/ビデオ/カラー/ステレオ
1997 『core m.v.a.』
7分/ビデオ/カラー/ステレオ
1996 『Reflection』
3分/ビデオ/カラー/ステレオ
1995 『Lower Than The Water』
3分/ビデオ/カラー/ステレオ
1995 『Welcome to San Francisco』
3分/ビデオ/カラー/ステレオ
1993 『DYE』
10分/ビデオ/カラー/ステレオ

■ ■ 主な上映会、展覧会歴 ■ ■

2002 《Video Cafe January 2002》
(◆◆◆、VIDEOTAGE、香港・中国)
2001 《18. Kasseler Dokumentarfilm- und Videofestes》
(◆◆◆、ビデオ上映、カッセル・ドイツ)
2001 《Videoart 無礼講にする。Vol.8》
(福島県立美術館映像ホール・福島)
2001 《Videoart 無礼講にする。Vol.7》
(ニッパーズシステムプラザ・東京)[ビデオ上映]
2001 《Videoart Session》
(セミネール・大阪)
2001 《PERSONAL VISION2001》
(神戸アートビレッジセンター、兵庫)[solo performance]
2001 《PERSONAL VISION2001『SVP、神戸にて無礼講にする。』》
(神戸アートビレッジセンター・兵庫)[ビデオ上映]
2000 《Video Artist Workshop vol.4》
(art Lab. GOLDENSHIT・東京)
2000 《Videoart 無礼講にする。2000秋》
(ビクター28's GINZA・東京)[上映会企画]
2000 《Video Artist Workshop Vol.3 in Tokyo》
(ギャラリーX(カイ)・東京)[ビデオアートワークショップ主宰運営]
2000 《Video Artist Workshop Vol.3 in Kobe》
(神戸アートビレッジセンター・兵庫)[ビデオアートワークショップ主宰運営]
2000 《Video Artist Workshop Vol.3 in Kyoto》
(京都町屋倶楽部・京都)[ビデオアートワークショップ主宰運営]
2000 《Video Artist Workshop Vol.2》
(ギャラリーX(カイ)・東京)[ビデオアートワークショップ主宰運営]
1999 《Video Artist Workshop Vol.0》
(art Lab. GOLDENSHIT・東京)[ビデオアートワークショップ主宰運営]
1999 《art Lab. GOLDENSHIT》
(中野・東京)(作家運営空間設立運営)
1999 《SOUL WORK 2000 TOKYO Collection》
(青山スパイラル・ホール・東京)[映像演出]
1999 《FUKUI BIENNALE 8》
(フェニックスプラザ・福井)[ビデオ上映]
1999 《Videoart 無礼講にする。》
(ビクター28's GINZA・東京)
1999 《Videoart 無礼講にする。初夏》
(Gallery Sen Sen Ci・静岡)[上映会企画、ビデオ上映]
1999 《1999春、Videoart 無礼講にする。》
(ビクター28's GINZA・東京)
1999 《Video de Restrante2》
(Flying Tea Pot 江古田・東京)[上映会企画、ビデオ上映]
1998 《12の眼》
(LOFT PLUS ONE 新宿・東京)[ビデオ上映]
1998 《第3回学生メディアアート展》
(日本大学芸術学部芸術資料館、東京)[ビデオ上映]
1998 《You Are Part of My Memory》
(田中画廊・東京 )[ビデオインスタレーション]
1998 《秋紅楼》
(日本工学院専門学校・東京)[空間演出]
1998 《Videoart 無礼講にする。》
(ビクター28's GINZA・東京)
1998 《Video de Restrante》
(Myth Cafe 渋谷・東京)[上映会企画、ビデオ上映]
1997 《Seven Japanese Video Artists》
(ビクター28's GINZA・東京)[上映会企画、ビデオ上映]
1996 《Two by Two》
Artist Television Access (サン・フランシスコ・カリフォルニア)[ビデオ上映]

 

■ ■ 参考文献 ■ ■

 


 
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