|
|
|
|
|
『日々の泡』
【解説】
陽光が強くなりつつある頃にその疎みはやってくる。真っ青に晴れ上がった空を見上げつつ、私はいつも動けない。目の前の近くて遠い風景。気怠い膜に包まれた私のまわりで時間ばかりがするすると流れていく。私の中を通
らずに流れていってしまう時間を、私はただぼんやり眺めるだけ。どうすることもできない私を置いて、あっさりと飛んでいってしまう。時間と意識の狭間において。
|
|
|
■ ■ プロフィール ■ ■
東京都出身。日本大学芸術学部映画学科映像コース出身。同校在学中より個人映像制作及び、上映活動を始める。1997年、SVP(前Scan
Video Project、現Spread Videoart Project)の前身である原宿ビデオ研究会に参加。上映会企画やSVP機関誌『Re-Site』での執筆などの活動に関わり、現在に至る。
|
■ ■ ステイトメント ■ ■
白く明るい遠い場所。何処にあるかは知っているが、どう歩いて行くのかわからない。あちらとこちらを行き来する唯一の方法。image
: osmotic film of sense/ 意識の浸透膜。
|
|
|
2001 『みつめる、を超えて/Beyond the gaze』(深山史子によるテキストとの共作)
24分/ビデオインスタレーション/カラー/サイレント
1999 『aomori banka』
14分/ビデオ/カラー/ステレオ
1999 『水を想う』
18分/ビデオ/カラー/ステレオ
1997 『日々の泡』
4分30秒/ビデオ/カラー/ステレオ
1996 『0.04』
9分/ビデオ/カラー/ステレオ
1996 『無題(『溶けゆくさきに』より)』
1分30秒/ビデオ/カラー/ステレオ
|
2002 《Nippon Connection 2002》
(4.20、フランクフルト・ドイツにて開催)
2001 《VideoArt 無礼講にする/移動する"此処"》キュレーション担当
(12.1、ArtLab. Goldenshit中野・東京)
2001 《Enshu Yokosuka-kaido Cultural Exhibition》
(10.26-28、静岡にて開催)
2001 《みつめる、を超えて/Beyond the gaze》
(7.27-28、Cafe Kranz渋谷・東京)
2001 《PERSONAL VISION 2001》
(3.22-26、神戸アートビレッジセンター・神戸)
2000 《VideoArt 無礼講にする》キュレーション担当
(11.22、桑沢デザイン研究所・東京)
2000 《Video Cafe"Zeit und Raum"》
(9.2、book cellar amus・大阪)
2000 《キレイなもの つかまらないもの こえていくもの。》
(4.13、JOHN BULL原宿・東京)
1999 《VideoArt 無礼講にする》
(11.23-27、ビクター28's 銀座・東京)
1999 《VideoArt 無礼講にする》
(4.25、ビクター28's 銀座・東京)
1998 《VideoArt 無礼講にする》
(7.11、ビクター28's 銀座・東京)
1998 《Video de Restrante》
(3.27、 Myth Cafe 渋谷・東京)
1996 《第2回学生メディアアート展》
(12.3-12、日本大学芸術学部江古田校舎・東京)
|
|
|
|
|
home
読み物 / 売り物 / 催し物 / SVP / リンク
Copyright(C)2000.SVP.All right reserved.
svp@svp.gentei.org
|